外装工事に応用されるテクノロジー

進化する住宅

最近の住宅はテクノロジーの観点からも、非常に進歩しています。
例えば骨組みになる柱や梁等は大きな地震等にも絶えられる程の強度を持っていますし、
火災による被害の危険性の高い外壁やドア等は、短時間であれば、強い火炎にも耐えるものまであります。
これらは、科学技術の結晶と言っても過言ではありません。

建物を長い間美しくする塗料

ところで、そう言ったテクノロジーの結晶の一つに「塗料」があります。
塗料は建物等でも至る所で使用します。
ところで、特に外装工事で使われる塗料の中には非常に面白い性質を持ったものがあります。
例えば、光触媒技術を応用した塗料です。
光触媒は光を受けて有機物に化学反応を加え、分解してしまう特性を持っていますが、
これを外壁に使用する塗料に応用すれば、「光を当てるだけで自分で掃除をしてくれる壁」が出来ます。
汚れには様々な種類がありますが、多くの汚れには有機物が入っています。
光触媒は、この有機物を化学反応で分解してしまいます。

そして、分解された汚れは、雨で流れる仕組みになります。
ですから、外装工事をリフォーム等で行う場合は、こう言った塗料を使ってみるのも賢明な案です。
きっと、この自分で掃除をしてくれる特殊な塗装は、建物を長い間美しくしてくれるでしょう。